肌と地球に優しいオーガニック日焼け止め10選

肌と地球に優しいオーガニック日焼け止め10選

肌にやさしく海を汚さない、オーガニックの日焼け止めは21世紀の世界標準になりつつあります。実は美肌を作る効果もある、オーガニック日焼け止めの秘密や、おすすめ商品情報をまとめました。
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毎日塗るものだから、日焼け止めは肌の刺激になりにくいものが良いですよね。

そこで選びたいのが、皮膚にも地球にも優しいオーガニックの日焼け止めなんです。

毎日の通勤からビーチでのレジャーまで、天然素材でしっかりUVガードしてくれるんですね。

オーガニックを選ぶメリットやおすすめ商品情報など、オーガニック日焼け止めの情報をまとめました。

オーガニック日焼け止めのメリットデメリット

まず、普通の日焼け止めとオーガニックの日焼け止め、何が違うのか気になりますよね。

もちろん成分が違うのと、使い勝手もけっこう違ったりするんですよ。

本当にオーガニック日焼け止めを選ぶべきなのか、そのメリットとデメリットを説明しますね。

  • 肌と地球に優しいのがオーガニック日焼け止めのメリット
  • 普通の日焼け止めのほうが効果は長持ちだけど刺激が心配
  • オーガニック日焼け止めはこまめに塗り直すのがおすすめ

オーガニックの日焼け止めは低刺激で美肌も作る!

オーガニックの日焼け止めはココナッツオイルやハーブなど、食べられる安全な原料をよく使います。

特にオーガニックのココナッツオイルは紫外線と乾燥の両方から肌を守る美肌オイルなんですね。

オーガニック日焼け止めに含まれる紫外線カット成分の散乱剤も、肌への負担が少ない成分です。

天然ミネラルがキラキラと紫外線を跳ね返す事で日焼けを防ぐ、エコな日焼け止め成分なんですよ。

低刺激で肌がしっとり、日焼けからもしっかりガードするのがオーガニック日焼け止めの良さですね。

地球環境保護を考えるならオーガニックの日焼け止め

そして、オーガニック日焼け止めを選ぶ事で、大地や海の環境を守れるのもポイントです。

実はオーガニックという言葉は、有機栽培で作られた作物という意味なんですね。

農薬や化学肥料を使わない有機栽培だと、作物を育てる過程で大地や川が汚れずに済むんです。

しかし、原料を育てる過程で大地を汚さなくても、日焼け止めを塗って海に入った時の影響も心配ですよね。

実は法律で規制される国もあるくらい、日焼け止めによる環境汚染が心配されているんです。

環境を守るためにハワイで日焼け止め規制法が成立

海の生物にとって、一部の日焼け止めに含まれるオキシベンゾンやオクチノキサートは有害です。

サンゴ礁が死んで白くなってしまうのを防ぐため、ハワイでは日焼け止め規制法が成立したくらいなんですね。

今後のハワイではサンゴ礁に無害な日焼け止め以外、販売が禁止される事になります。

そんなハワイで人気になったのが、ココナッツやミネラルから作られるオーガニック日焼け止めなんですね。

「日焼け止めといえば自然にやさしいオーガニック!」というのは、世界の流れなんです。

長くもたないのがオーガニック日焼け止めのデメリット

肌にやさしく大地と海を汚さない、オーガニック日焼け止めはメリットがたくさんですね。

しかし、オーガニック日焼け止めにもデメリットもあります。

例えば、有名な資生堂アネッサの効果持続時間はだいたい2〜3時間です。

化学の力で擦れや汗に強く作ってあるので、塗り直しできない時も日焼けしにくいんですね。

オーガニックの日焼け止めは、ウォータープルーフのものでも60〜90分に1回は塗りなおしが必要です。

ビーチで遊んでいたら、夢中になりすぎて日焼け止めの効果が切れてた!なんて事も多いんですね。

オーガニックの日焼け止めは、こまめな塗り直しが必要と覚えておきましょう。

オーガニック日焼け止めの選び方

オーガニック日焼け止めを使ってみようかな?と思っても、色んな種類が販売されていますよね。

ビーチで使うのか、毎日のお出かけか、ライフスタイルによっておすすめも変わるんですよ。

どんな日焼け止めを選んだら良いのか、選ぶポイントを紹介したいと思います。

  • 肌と地球環境に優しいノンケミカル日焼け止めがおすすめ
  • UVカットの性能はSPFとPAの値をチェックしよう!
  • 地球環境を保護するならオーガニック認証を受けた日焼け止め

選ぶなら刺激が少ない散乱剤入りノンケミカル日焼け止め

すべてのオーガニック日焼け止め選びに共通するのが、UVカット成分のチェックです。

最初に説明したとおり、ミネラルで紫外線を跳ね返す散乱剤タイプだと、肌にも環境にも優しいんですね。

ちなみに、化学変化に頼らず日焼けを防ぐので、散乱剤入りのものをノンケミカル日焼け止めと呼びます。

散乱剤には、酸化チタンや酸化亜鉛などのミネラル分が使われる事がほとんどです。

オーガニック日焼け止めは散乱剤タイプがほとんどですが、紫外線吸収剤という化学物質を使ったものもあるので注意が必要だったりします。

環境にも肌にも悪影響な紫外線吸収剤入りの日焼け止め

一般的な日焼けどめに配合されている紫外線吸収剤は、肌にも環境にも負担になる成分です。

紫外線吸収剤とは、紫外線をキャッチして熱や別の物質に変えて日焼けを防ぐ薬品なんですね。

この化学変化の時に出る熱などの刺激が、肌トラブルの原因になる場合があります。

ハワイで規制されているサンゴ礁に有害な日焼け止めも、紫外線吸収剤タイプですね。

オーガニック日焼け止めを選ぶなら、安全なノンケミカルタイプを選びましょう。

日焼け止めのSPFとPAの値も必ずチェックしよう

ほかにも大事なのが、日焼け止めごとのUVカットの性能、SPFとPAの強さです。

ほとんどの日焼け止めのパッケージに、その商品のSPFやPFについて書いてあるんですね。

SPFは数字が、PAは+の数が多いほど日焼けから肌を守る力が強いという事です。

しかし、SPFとPAにはそれぞれ違った意味があるので、少し注意が必要なんですね。

日焼けによるシミを防ぐ力はSPFの値でわかる

太陽から来る紫外線にも種類があり、SPFはUVBやB波と言われる紫外線から肌を守る力を言います。

UVBはメラニンを黒く変えて、シミを作る性質があります。

SPF値が高い日焼け止めを使えばそのUVBをカットできるので、シミ対策に役立つんですね。

海のレジャーではSPF40〜50くらいあると、かなりシミが防げますよ。

日常のお買い物などでは、SPF20〜30くらいあれば十分肌を守れるでしょう。

ヒリヒリ日焼け肌を防ぐ力はPAでチェック

紫外線にB波があるという事はA波もあるんですね。UVAという紫外線です。

UVAに当たると、肌がヒリヒリと真っ赤に焼けてしまいます。

ヒリヒリにならないためには、PAの+の数が多い日焼け止めを選びましょう。

ビーチならPA++++がベストですが、街中ならPA++〜+++くらいでも十分肌が守れますよ。

地球環境に配慮するならオーガニック認証を受けた日焼け止め

深く地球環境の事を考えたい人は、ぜひオーガニック認証を受けた日焼け止めを選びましょう。

実は、有機栽培されたオイルやハーブがちょっと入っているだけの「なんちゃってオーガニックコスメ」も世の中に溢れています。

地球環境の事を考えてオーガニックを選んでいるのに、これでは意味がありませんよね。

そこで、本物のオーガニックを証明するのが、その国の政府や認証団体が行うオーガニック認証なんです。

原料が本当に有機栽培されているか、コスメの原料の何%がオーガニックか、しっかり調べて認証します。

厳しい認証機関だと、コスメの原料の8割以上がオーガニックでないと認証しない事もあるんですよ。

日焼け止めを選ぶ時はエコサートやネイトゥルーなど、オーガニック認証のマークがついているかチェックしてみましょう。

オーガニック日焼け止めの種類を選ぼう

オーガニックの日焼け止めにも、クリームタイプやミルクタイプ、ミストタイプなど種類があります。

ライフスタイルに合わせて使い分けるのがおすすめなんですよ。

  • ビーチに行くなら落ちにくいクリームやウォータープルーフタイプ
  • 日常のお出かけならミルクタイプや薄化粧できる日焼け止め
  • 走り回るキッズのUVケアにはミストやスプレータイプでママ楽ちん!

ビーチで使うならクリームやウォータープルーフの日焼け止め

ビーチなど水辺で日焼け止めを塗るなら、断然固めのクリームタイプがおすすめです。

ココナッツオイルなど固めの油分が多いほうが、水に流れにくく日焼け止め効果が長持ちなんです。

使い勝手が良いミルクタイプのウォータープルーフ日焼け止めもあるので、こちらも水辺で大活躍ですよ。

肌の保湿優先ならクリーム、使い勝手優先ならウォータープルーフのミルクタイプが良いでしょう。

ちょっとしたお散歩ならミルクやミストタイプの日焼け止め

毎日の通勤やお買い物ならミルクタイプや、シュッと吹き付けるミストやスプレータイプも良いですね。

特にスプレータイプはひと吹きでUVケアができるので、動き回るキッズのUVケアにおすすめなんです。

他にも、うっすらメイク効果があるミルクやクリームタイプの日焼け止めも便利ですよ。

簡単メイク用とボディ用、オーガニック日焼け止めを2本買っても便利ですね。

おすすめのオーガニック日焼け止め10選

デイリーなUVケアをしたい人も、ビーチで肌を守りたい人も、どんな日焼け止めが良いか見えてきましたね。

そこで、おすすめのオーガニック日焼け止めを10種類チョイスしました。

クリームからミルクまでいろんなタイプがあるので、ぜひ選ぶ参考にして下さいね。

ハワイ発ココナッツの日焼け止めLittleHandsHawaii

ハワイでサーファーに人気のオーガニック日焼け止めといえば、LittleHandsHawaiiですね。

オーガニックのココナッツオイルやシアバターにミネラルの散乱剤を練り込み、保湿力たっぷりの日焼け止めクリームに仕立てています。

大きなリップクリームのようにクルクルっと塗れるスティック日焼け止めも人気で、使いやすさ抜群ですよ。

フランキンセンスやミルラなど、心安らぐ南国の香りも気持ちをほぐしてくれるのも良いですね。

水に強くてウォータープルーフの効果も期待できますが、80分に1回は塗り直す必要がある日焼け止めです。

クリームタイプがSPF35PA+で3,800円、スティックタイプがSPF 40+で3,200円くらいです。

値段は高めですが、クリームは100g前後入っているのでたっぷり使えますよ。

ウォータープルーフで汗に強いミルクタイプのヴェレダ

オーガニックコスメの老舗ブランド、ヴェレダのオーガニックUVミルクも使い勝手の良い日焼け止めです。

90mlで3,800円で、肌を引き締めて美しくするエーデルワイスエキス配合ですよ。

SPF38PA++の日焼け止め性能で肌をきれいに見せる効果もあるので、休日のメイクにも良いですね。

酸化チタンによる散乱効果で日焼けを防ぎ、石鹸で落とせるので肌への負担もありません。

ネイトゥルーのオーガニック認証も受けており、環境保護をサポートしたい人にも良いですね。

赤ちゃんでも使えて化粧下地にもなる、オールマイティなオーガニック日焼け止めです。

サーフィンにも耐える!ウォータープルーフのウェリナ

ウェリナはリゾートとデイリータイプ、2種類の日焼け止めが選べるブランドです。

リゾートだとSPF30のPA+++となかなか焼けにくいので、アウトドアやサーフィンに良いですね。

天然オイルと乳化剤が多めなので、スルスル伸びて肌馴染みが良いのがポイントです。

45mlで2,800円と手頃なお値段ですし、高性能なオーガニック日焼け止めですね。

お菓子の材料で作られた安全なサーフヨギの日焼け止め

海を汚さないオーガニック日焼け止めなら、サーフヨギナチュラルサーフスクリーンです。

チョコレート、ココナッツオイル、バニラエキスなど、お菓子の材料で作られているのが特徴なんですね。

ミネラルの酸化亜鉛が配合なので、光を跳ね返すことで肌を焼かない仕組みです。

天然素材でも、SPF40前後の効果が期待できる高性能も人気の秘密ですね。

ただ、ココナッツオイルは固まりやすいので、手で温めて塗るなど扱いにコツが必要です。

60g入って3,190円ですが、保湿効果も高いのでお値打ちアイテムと言えますね。

SPF50の日焼けどめパワーを実現したモアニオーガニクス

モアニオーガニクスはミルクタイプで使い勝手の良い日焼け止めです。

SPF50PA++++の高性能で、ファンデーション成分入りなのでうっすらメイクもできます。

中でも、ビーチで肌を綺麗な小麦色に見せてくれる、ココナッツブラウン色がおすすめですよ。

アロエベラや天然オイルの保湿効果もあるので、使うほどに肌がキレイになるのもメリットです。

ちゃんとオーガニック認証機関のエコサートから認められた日焼け止めなのも嬉しいですね。

50gで4,070円と値段は高めですが、ハイクラスなオーガニック日焼け止めです。

赤ちゃんも使える日焼け止めスプレーミストならアロベビー

アロベビーは赤ちゃんも使える、オーガニックのUVカットスプレーです。

SPF15PA++とカットできる紫外線は少ないですが、お買い物や公園へのお散歩にはちょうど良いですね。

日焼け止めクリームを塗られるのが嫌いな子でも、ミストならシュッとひと拭きで終わりです。

レモングラスやローズマリーのハーブエキス配合なので、虫除け効果があるのも便利ですよ。

80mlで1本2,350円ですが、ネット通販でまとめ買いすると安くなるのが嬉しいですね。

ベビーザらスでも大ヒット中で、多くのママがバッグに入れて持ち歩く人気商品ですよ。

ふだん使いとレジャー用が選べるシン・ピュルテの日焼け止め

オーガニックコスメといえば、有名なのがジョンマスターですよね。

そのジョンマスターが日本向けに開発したオーガニックコスメラインが、シン・ピュルテです。

シン・ピュルテのパーフェクトUVミルクプロテクションは使い勝手抜群のUVミルクなんですよ。

SPF50PA++++とUVカットの性能が高く、エコサートで認証された正真正銘のオーガニックコスメです。

日常使いなら、うっすらメイクもできるSPF32PA+++のパーフェクトUVクリームも良いですね。

どちらも肌を潤すエーデルワイスや木苺エキス配合なので、使えば使うほど美肌になれるアイテムですよ。

ミルクタイプが30mlで3,800円、クリームタイプが25g3,400円と、値段はほぼ一緒ですね。

プチプラなら無印良品のオーガニック日焼け止めミルク

手軽に試せるオーガニックコスメブランドといえば、無印良品ですよね。

ポンプに入ったミルクタイプなのに、SPF28PA+++のUVカット性能は嬉しいですね。

しかも150mlも入って1,000円というコスパの良さにはびっくりです。

ただし、紫外線吸収剤を使っているので、肌への優しさという点で少し注意が必要ですね。

オーガニックのアロエベラや、オーガニックハーブのエッセンシャルオイルを使っています。

美白を目指すならニールズヤードのオーガニック日焼け止め

自然派のデパコスとして定着している、ニールズヤードからも日焼け止めが発売されています。

ナチュラルUVプロテクションミルクは40mlで3,850円と、ハイクラスなニールズヤードのコスメの中では手に取りやすいお値段なので魅力的ですよ。

SPF40PA++++とUVカット性能も高く、ミルクタイプなので使い勝手が抜群です。

ユキノシタのエキスなど、美白成分や保湿成分もたっぷり含んでいるので、肌のくすみケアにもおすすめです。

薄化粧効果もあるので、ファンデーションを使わない日の簡単メイクにおすすめですよ。

国産ベリーの果実から生まれたアムリターラの日焼け止め

アムリターラは日焼け止めパウダーでも有名なブランドですが、ミルクタイプの日焼け止めも扱っています。

中でも注目なのが、ベリー類のポリフェノール色素のみでSPF10PA+のUVカット性能を実現した、ベリーズビューティーサンスクリーンです。

合成紫外線吸収剤のほか、鉱物由来の散乱剤すら使わない、究極のオーガニックコスメなんですよ。

特に、金属に肌が反応して皮膚が痒くなる体質の人には、植物で作られた日焼け止めは嬉しいですね。

40mlで5,400円と値段は高めですが、デリケートな肌の人に試してほしいアイテムです。

薄化粧効果もあるので、ちょっとしたお出かけにも良いですね。

オーガニック日焼け止めについてのまとめ

最後に、オーガニック日焼け止めについて大事なポイントをまとめますね。

  • オーガニック日焼け止めは地球にも肌にも優しいのがメリット
  • 環境保護を考えるならオーガニック認証を受けた日焼け止めがおすすめ
  • UVカットの性能や使い勝手で好みの日焼け止めを選ぼう

オーガニック日焼け止めとひと口に言っても、いろんなタイプがあったんですね。

ビーチで使うか、毎日のスキンケアに使うか、用途によって選ぶ日焼け止めが変わるんです。

また、オーガニック認証を受けた商品を選ぶ事で、地球環境保護の応援もできますよ。

ぜひ、快適に肌を守ってくれるオーガニック日焼け止めを選びましょう。

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