農薬不使用で添加物もフリー、オーガニックのワインはいろんな席で喜ばれる安心なお酒です。
実はオーガニック食材の中でもワインは輸入量が多く、値段もとっても手頃なんですよ。
なんとフランスワインの8〜10%はオーガニックなので、いろんな銘柄や味も選べるんです。
そこで、オーガニックワインの基礎知識や選び方、おすすめの銘柄などの情報をわかりやすくまとめました。
まず、今更人には聞けないのが「オーガニックワインって普通のワインと何が違うの?」という点です。
オーガニックワインを選ぶメリットは、普通のワインより地球環境にやさしく安全性も高い事なんですね。
具体的に、オーガニックワインとは何なのかを説明したいと思います。
オーガニックは農薬や化学肥料を使わず育てたブドウを、添加物を少なく発酵させて作るワインです。
ぶどうを植える畑も、過去2年〜5年は化学肥料や農薬を使っていない土地でないといけません。
畑の土を汚さず、周囲の自然を壊さない農法なので、地球環境にとっても優しいんです。
ヨーロッパではEUがオーガニックワインの基準を定めており、厳しい基準を守らないと認定されません。
日本に輸入する時も、農林水産省が定めるオーガニック食品の基準に合格しないとオーガニックワインと表示する事ができないんですね。
何重にも厳しい審査を経て、オーガニックのワインは日本に輸入されるんです。
オーガニックのワインはクリーンなぶどうを使うだけでなく、作り方や添加物にも指定があります。
オーガニックワインと認められるには、ワインを長持ちさせる二酸化硫黄を極限まで減らす事が条件です。
味を維持しつつも安全なワインに仕上がるよう、考えて作られているんですね。
農薬だけでなく添加物もほぼフリーなので、オーガニックワインは安心なお酒なんです。
そして、オーガニックワインと間違えられやすい自然派ワインが、ビオワインです。
ビオワインとは有機栽培のブドウを使ったワインですが、特に基準や審査はありません。
自由に名乗れる分、ビオワインの品質にはちょっとバラつきがあると考えましょう。
また、自然派ワインにはヴァン・ナチュールと呼ばれるタイプもあります。
普通は培養した酵母で作るところを、ヴァン・ナチュールは複数の菌が集まった天然酵母でブドウを発酵させてワインを作るんです。
色んな菌が混じった天然酵母を使うので、ヴァンナチュールワインの味はとても複雑で味わい深いんですね。
ただし、ヴァン・ナチュールは添加物を使わず余計な菌が増える事もあるので、味が不安定で腐りやすい欠点があります。
やはり、自然派ワインの中で最も品質が安定しているのが、オーガニックワインだと言えるでしょう。
そしてネットで噂になっているのが、悪酔いとオーガニックワインとの関係ですよね。
お酒を飲むと頭痛や吐き気が起きてしまう悪酔い状態、それが普通のワインより軽いという噂です。
本当にそんな事があるのか、オーガニックワインと悪酔いの関係を解説しますね。
ネットを調べると、亜硫酸という添加物が悪酔いに関係しているとの情報がいっぱい出てきます。
たしかにオーガニックワインはほぼ無添加なので、亜硫酸の量も少ないんですね。
亜硫酸はワインが酸っぱくなったり腐るのを防ぐ添加物ですが、その正体は硫黄なんです。
しかも、ぶどうが発酵する過程で亜硫酸は生まれて来るので、実は亜硫酸ゼロのワインはまず無いんですね。
また、亜硫酸はワインの糖分とくっつき、別の物質に変わってしまう性質があります。
亜硫酸を添加したワインでも、口にする時にはごく微量しか亜硫酸は残らないんですね。
そしてそもそも、亜硫酸はアルコールの吸収や代謝にまず影響しません。
簡単に言えば、普通のワインもオーガニックでも、飲みすぎれば悪酔いするのは同じなんです。
オーガニックワインと言っても、農薬や添加物を使わないだけ味は普通のワインと同じです。
ちゃんと知識をもっと選ばないと、おいしいワインとは出会えないんですね。
ワイン選びは難しそうですが、実は3つのコツを抑えればスルッと飲みたい味のワインが見つかります。
本当においしいワインに出会える方法をマスターしましょう。
まず、ワインは食べ物との相性が重要です。お肉か魚か、一緒に食べるメニューを思い浮かべましょう。
この食べ物とワインの相性のことを、フランスではマリアージュといいます。
また、マリアージュを成功させるにはワインの味を表示から想像できる事が大切です。
白ワインの辛口、赤ワインのフルボディなど、ワインのラベルには味の情報が凝縮されているんですよ。
また、産地やブドウの品種でも味や値段に違いが出るので、ここもチェックしたいポイントです。
そこで風味や味、ブドウの品種、料理におすすめワイン、産地ごと選び方を、これから紹介したいと思います。
ちょっと長いですが絶対に役立つ情報ばかりなので、ぜひ読み進めて下さいね。
同じオーガニックの赤ワインでも、風味の深さにそれぞれ個性があります。
赤ワインの風味をボディといい、ライトボディ、フルボディというように味の深さで区別するんです。
それぞれどんな味なのか、赤ワインの風味の違いを説明したいと思います。
まず、1番風味が軽く飲みやすいのがライトボディの赤ワインです。
フルーティでアルコール度も低めなので、お酒を飲みなれていない人もチャレンジしやすいですよ。
食材の味に影響しないので、どんな食べ物にもマッチしやすいのもライトボディのワインです。
熟成させずに楽しむのが基本で、日本ではボジョレーヌーボーが1番有名なライトボディのワインですね。
ちょっと渋みや風味を感じられる、バランスの良い味の赤ワインがミディアムボディです。
豚肉や鶏肉料理によく合うので、こってり目のパーティ料理に合うワインですね。
赤ワインらしさが感じられつつも飲みやすいので、ワイン初心者はミディアムボディがおすすめです。
そして、最も風味が強い赤ワインらしい味なのが、フルボディです。
渋みや風味たっぷりなので、濃厚な牛肉料理や匂いの強いチーズに合うんですね。
フルボディの赤ワインは熟成すると美味しいタイプが多いので、通が好む赤ワインと言えます。
上手に熟成させたフルボディの赤ワインは、味がまろやかで香りがグンと豊かになるんですよ。
風味で分ける赤ワインに対して、白ワインは甘口や辛口という具合に甘さで区分します。
白ワインのボトルを見ると、甘口か辛口か書いてあるメーカーも多いんですね。
ワインはぶどうの発酵をコントロールして甘さを出すので、醸造する人のセンスが問われる部分なんです。
同じ品種のブドウを使っても、醸造家の腕で全く違う味に仕上がるのが白ワインの魅力なんです。
糖分たっぷりのぶどうを発酵させ、アルコールに変化させる事でワインは作られます。
発酵の反応をほどほどでストップさせると糖分が多く残り、白ワインが甘口に仕上がるんです。
なので、甘口の白ワインはアルコール度数が低く、とっても飲みやすいんですね。
特に「これくらい甘ければ甘口」という基準はありませんが、アルコール度数が7〜8%くらいなら甘いワインである可能性が高いです。
一方で、白ワインのアルコール度数が13〜14%くらいなら、けっこう辛口だと言えます。
酸味を強く感じるようになり、濃厚な味のものと合わせても後味スッキリです。
辛口白ワインに合わせるなら鶏肉や豚肉、コクのある魚介類の海鮮料理などが良いですね。
他にも甘口と辛口のちょうど中間、ほどよい風味の中口という白ワインもあります。
「辛口はちょっと刺激が強すぎるかな?」と思ったら、中口の白ワインを選んでも良いでしょう。
そして、ピンク色が可愛いロゼワインにも甘口辛口があります。
発酵具合やぶどうの糖度によって甘さが変わるのは、白ワインと同じですね。
ロゼワインの製法も白ワインとほぼ同じで、味も白ワインに似ています。
赤ワインは黒いぶどうを皮ごと発酵させるワインですが、白ワインは果汁だけを発酵させます。
ロゼワインは黒ぶどうを発酵させている途中で皮を引き上げ、ピンク色のワインに仕上げるんです。
ほかにも、白ワインと赤ワインをブレンドして作るロゼワインもあります。
製法によって味は多少変わりますが、酸味があるさわやかなワインですよ。
ほかにも、デザートに合わせて作られるとっても甘いワインもあります。
貴腐ワイン、アイスワイン、ストローワインなど、ぶどうの糖度を高めてからワインに加工すると、濃厚な甘さのワインが作れるんです。
ケーキやチョコレートに合わせたり、ジェラートにかけて食べるのもおいしいですよ。
ワインにはいろんな味のものがあるんですね。
そんなオーガニックワインの味を決めるのが、ぶどうの品種なんですね。
まず、主に赤ワインの原料になる黒ブドウ、白ワインの原料になる白ブドウに分かれます。
さらにそこから、甘みや風味の強いもの、酸味の強いもの弱いものなど個性が分かれるんですね。
ワインのボトルを見れば「このブドウを使っているなら、こんな味かな?」と想像できるんです。
黒ぶどうの品種 | 特徴 |
---|---|
カルベネ・ソーヴィニヨン | 重厚な風味が魅力・熟成向き |
シラー | 重く辛口な上級者向け・熟成向き |
メルロー | 味のバランスが良く飲みやすい・熟成向き |
ピノ・ノワール | 軽くて少し辛口・熟成向き |
ガメイ | フルーティで軽い味わい |
マスカット・べーリーA | 甘くてソフトな口あたり |
テンプラニーリョ | 香りが良く繊細な味・熟成向き |
カルメネール | コクと果実味がある・熟成向き |
サンジョヴェーゼ | 渋味と果実味がしっかり |
ガルナッチャ | フルーティーで渋味と風味が強い |
マルベック | 深い色でコクと渋味がある味 |
黒ぶどうは皮ごと発酵させると赤ワインになりますが、果汁だけで発酵させると白ワインも作れます。
ブドウの品種によって風味が違ったり、何年か熟成するとさらにおいしくなる品種もあるんですよ。
白ぶどうの品種 | 特徴 |
---|---|
ヴィオニエ | 果実味とスパイシーさが両立 |
ゲヴュルツトラミネール | 甘い花や果物の風味がある |
リースリング | 酸味がスッキリ爽やか・熟成向き |
シャルドネ | 甘くて飲みやすくオールマイティ・熟成向き |
ソーヴィニヨン・ブラン | 酸味があって香り高い |
ルーサンヌ マルサンヌ | 蜂蜜のような味わい・熟成向き |
ミュスカ | 軽くて甘い香りの後に苦味 |
ミュスカデ | 爽やかで酸味があり辛口 |
マスカット | 甘くてとてもフルーティー |
甲州 | 酸味と苦味がある控えめな味 |
白ワインは白ブドウから作られますが、品種によって糖度や風味に差があります。
同じフルーティーな白ブドウでも、香りが違うので飲み比べてみるのがおすすめですよ。
ワインは1種類のぶどうだけで作るものもあれば、ブレンドされたものもあります。
味がわかりやすいので、初心者のうちは1種類のぶどうで作られたワインがおすすめですね。
ワインを選ぶなら、一緒に食べる料理に合わせるとよりおいしくお酒が飲めます。
頂いた高級チーズ、ちょっと良い牛肉など、ワインを合わせたいメニューはありませんか?
スルっとオーガニックワインが選べるよう、料理に合わせたワインの選び方を説明しますね。
まず、ステーキやビーフシチューなど、濃厚な牛肉料理には赤ワインがピッタリです。
中でも牛肉の風味に負けない強い味がある、フルボディのカルベネ・ソーヴィニヨンやシラー種のワインが最適ですよ。
カルベネ・ソーヴィニヨンは匂いがあるチーズとの相性も良いので、ぜひ試してみて下さいね。
牛肉よりちょっとアッサリ、豚肉や鶏肉ならメルローやピノ・ノワールの赤ワインもぴったりです。
品種問わず、豚肉や鶏肉に合わせるならミディアムボディの赤ワインがおすすめですよ。
豚肉や鶏肉には辛口の白ワインも合うので、赤白どちらを合わせてもおいしいんです。
スパイシーでしっかりした味つけの料理には赤ワイン、あっさり味なら白ワインが向いています。
あっさりした魚料理と食べるなら、甘くフルーティーなシャルドネの白ワインが良く合います。
繊細な味のものと甘口の白ワインはよく合うので、ぜひ試してみて下さいね。
ちょっと意外ですが、甘口の白ワインは和食にも良く合います。
甘口の日本酒のような感覚で、煮物やお刺身に合わせてもおいしいですよ。
また、魚料理でもちょっと臭みのある鯖など青魚料理には、ロゼワインも相性良しです。
ちょっと通な選び方ですが、オーガニックワインは産地で選んでも楽しいんですよ。
その土地でオーガニックワインの味に個性があるので、その村や地域のファンになるのも素敵ですね。
伝統的なヨーロッパ産ものを旧世界ワイン、それ以外は新世界ワインと呼ばれるくらい、地域によって性質も違うんです。
それぞれどんな個性があるのか、産地についても説明しますね。
高級ワインの産地といえばフランスですよね。
ブルゴーニュ、ボルドー、シャンパーニュなど高級ワインの産地はフランスに集中しています。
もはや地名がブランドになっているので、知っている地名も多いですね。
赤ワインの味を比べると、ボルドー産は濃厚、ブルゴーニュ産のほうが軽やかな味です。
これは育ててるブドウの品種が違うせいで、ボルドーはカルベネ・ソーヴィニヨン、ブルゴーニュはピノ・ノワールが多いからなんですね。
また、ブルゴーニュはボジョレーヌーボーの産地でもあります。
シャンパーニュはの名のとおり、高級スパークリングワインのシャンパンが作られる土地です。
フランスワインとひとくくりに出来ないほど、個性豊かなワインで溢れているんですね。
ドイツも実はワインがたくさん作られている国で、甘くておいしい白ワインが名物なんですよ。
フルーティーで甘く、ソーセージやハムなどドイツ料理によく合うんですね。
また、マリネやスープ、肉の蒸し焼きなど、料理にたっぷりワインを使うのもドイツの特徴です。
料理酒としてもドイツ製のワインはとっても優秀なので、ぜひ使ってみて下さいね。
ワインの生産量世界一をフランスと争う、イタリアも超ワイン大国です。
栽培されているブドウの品種が多く、イタリアワインは味のバリエーションが豊富なんですね。
生産者の好みで様々なワインが作られるので、まずは味見してみて好みの醸造家を見つけるのが1番です。
どんな味かワクワクして飲みたい、冒険心のある人にイタリアワインは向いているんですね。
ただ、DOPと印字されたイタリアワインはブドウの品種や醸造法が決められているので、間違いなくおいしいワインを飲みたい人は探してみましょう。
イタリアと同じく、スペインもブドウ栽培に向いているすばらしい土地です。
中でも、標高が少し高いメセタと呼ばれる地形から生まれるブドウはおいしいワインになります。
ドン・キホーテで有名なラ・マンチャはまさにメセタの真上なので、ワインの名産地なんです。
ラ・マンチャはオーガニック白ワインの産地なので、ぜひ味わってみて下さいね。
南米のチリも実はワインの名産地です。実は日本のワイン輸入量1位の国がチリなんですね。
関税、つまり輸入するための税金が安いので、チリワインは質が良くて安いんですよ。
カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなど、フランスの高級ワインと同じ品種のブドウを使っているのも大きなメリットです。
乾いたチリの気候が虫やウイルスを防ぎ、農薬をあまり使わなくてもブドウが育つため、オーガニックワインづくりが盛んな国でもあります。
安いのに高級フランスワインに近い味が楽しめる、チリワインは超狙い目ですよ。
アメリカのカリフォルニアもブドウの名産地で、おいしいワインがたくさん作られています。
カリフォルニアも乾燥した地域なので、害虫や病気が起きにくくオーガニック栽培がしやすい地域です。
しかも、自由の国らしくカリフォルニアワインには格付けがありません。
専門家の評価を気にせず変わった品種や醸造方法をどんどん試せる、ワイン研究が盛んな地域なんですね。
伝統にとらわれず、安くて個性的なのがカリフォルニアワインの特徴です。
ニュージーランドもワインがおいしく、高級ワインが生まれるほどの生産地です。
白ワインはシャルドネやリースリングなど伝統的な品種が多く、味もなかなか良いんですね。
そしてぜひ飲みたいのが、ニュージーランドのピノ・ノワールの赤ワインです。
国際コンクールで受賞するほどの赤ワインで、ヨーロッパのものに負けない品質なんですね。
ニュージーランドワインはほとんどスクリューキャップが使われているので、ちょっとずつ飲みたい人には嬉しいですね。
忘れてはいけないのが、日本の国産オーガニックワインです。
日本独自のぶどうの品種もあり、香りや風味が穏やかで飲みやすいんですね。
代表的な品種が甲州ですが、ちょっと酸味と苦味がありつつもほんのり甘い白ワインが作れます。
日本のワインは控えめな味なので、和食との相性は抜群です。
風味や産地など、自分好みのポイントを見つけてワインを選んで下さいね。
「今晩の宅飲みや晩酌で、オーガニックワイン飲もうかな?」と思った人もいますよね。
そこで1,000円前後で飲める、プチプラのオーガニックワインを紹介したいと思います。
スーパーやコンビニなど、身近なお店でもおいしいオーガニックワインが買える時代なんですよ。
グリーンフィン ホワイト | |
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ワインのタイプ | 白ワイン |
味/産地 | 中口/カリフォルニア |
品種 | マスカットなどをブレンド |
参考価格 | 1,382円 |
カルディといえば、イオン系列のお店などに入っている輸入食料品店ですよね。
実はカルディはオーガニック食品の輸入に力を入れており、オーガニックのワインも揃うんです。
その中でも手に入りやすいのが、グリーンフィンの白ワインです。
カリフォルニアワインらしいフルーティな中口で、豚肉やエスニック料理によく合いますよ。
コストコ オーガニックヴィーガンワイン | |
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ワインのタイプ | 白(赤やロゼもある) |
味/産地 | 辛口/ドイツ |
品種 | リースリング |
参考価格 | 888円 |
コストコもオーガニックのワインを輸入しており、種類も色々選ぶことができます。
赤や白のほか、見た目がかわいいオーガニックのロゼワインがあるのも嬉しいですね。
白ワインの味は淡白で飲みやすく、なかなかフルーティです。
ただ、ワイン好きには風味が足りないという声もあるので、ちょっと注意ですね。
もし風味が不足してると思ったら、ジュースで割ったりサングリアにしても良いでしょう。
サンクリスピーノ オーガニック ビアンコ | |
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ワインのタイプ | 白(赤も展開) |
味/産地 | 辛口/イタリア |
品種 | カタラット・インツォリア |
参考価格 | 680円 |
ハウディは自然派ワインのお店で、オーガニックワインの取り扱い種類がとても豊富です。
1万円を超える高級ワインから、1,000円以下のオーガニックワインまで何でも揃いますよ。
中でもプチプラでおすすめなのが、紙パックのオーガニックワインです。
500ML入って680円という安さも魅力ですが、ジュースのように飲めるパックなんですね。
軽いので、ピクニックやキャンプでワインを飲みたい時に便利です。
フルーティな酸味があって飲みやすい白ワインなので、冷やして魚料理と飲むのがおすすめですよ。
メスタ テンプラニーリョ オーガニック | |
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ワインのタイプ | 赤(白も展開) |
味/産地 | 甘いミディアムボディ/スペイン |
品種 | テンプラニーリョ |
参考価格 | 970円 |
酒屋さんだけでなく、オーガニックワインはコンビニやホームセンターでも買える時代です。
中でも見つけたらゲットしたいのが、メスタ テンプラニーリョ オーガニックなんですね。
ロンドンで行われたインターナショナル・ワイン・チャレンジで赤は金賞、白は銀賞を取った名酒ですよ。
「安いワインだもの、味はそこそこよね」という予感を良い意味で裏切る、おいしいワインなんですね。
ベリーとハーブの風味があるミディアムボディで飲みやすく、ワイン初心者にもおすすめですよ。
レグランザルブル ルージュ | |
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ワインのタイプ | 赤(白も展開) |
味/産地 | ミディアムフルボディ/フランス |
品種 | カリニャン・メルロー・マルスラン・カラドック |
参考価格 | 1,100円(参考価格) |
手に取りやすいフランス産のオーガニックワインといえば、レグランザルブル ルージュです。
ミディアムフルボディの風味がビーフシチューと相性バッチリ、安いのに風味豊かなワインなんですね。
ちゃんと酸味や渋味のある味なので、しっかりした赤ワインが飲みたい時におすすめですよ。
同じシリーズの白ワインも人気で、果実味とスパイシーさが感じられる味です。
プロデューサーズ カベルネ・ソーヴィニョン | |
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ワインのタイプ | 赤(白も展開) |
味/産地 | ミディアムボディ/オーストラリア |
品種 | カベルネソーヴィニヨン |
参考価格 | 1,279円 |
オーストラリアのオーガニックワインがプロデューサーズシリーズです。
安価なオーガニックワインは複数のぶどうを混ぜている場合が多いですが、プロデューサーズの赤ワインはカルベネソーヴィニヨン100%なんですね。
渋味とコクのあるミディアムボディなので、牛肉との相性は最高です。
高級フランスワインみたいな配合だけどお値打ち価格、コスパの良いオーガニック赤ワインですね。
ワインはカジュアルな食事のほかに、大事な日に飲む特別な飲み物でもありますよね。
大事なゲストを迎えるために揃えたい、ハイクラスなオーガニックワインも紹介したいと思います。
リッチなワインは等級が高いもの、特別な産地で作られたものだと喜ばれますよ。
ニュイ・サン・ジョルジュ オーガニックワイン2015 | |
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ワインのタイプ | 赤 |
味/産地 | ミディアムボディ/フランス |
品種 | ピノ・ノワール |
参考価格 | 6,800円 |
ニュイ=サン・ジョルジュはワインの名産地で、あの有名なロマネコンティを生んだ村です。
実はニュイ=サン・ジョルジュ産というだけで、最高等級のワインとして扱われるんですよ。
ブドウの栽培やワインづくりにとても適した土地なので、作るワインは全て一級品なんです。
ニュイ=サン・ジョルジュでは、香りが良く飲みやすいピノ・ノワールの赤ワインが名物ですね。
王道の味がオーガニックで味わえるので、プレゼントとしても喜ばれる1本ですよ。
ピノ・ノワール種のワインは長期熟成するとおいしくなるので、寝かせて飲んでも最高ですね。
シャンパーニュ デュヴァル・ルロワ キュヴェ・パリ | |
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ワインのタイプ | スパークリングワイン |
味/産地 | 辛口/フランス |
品種 | ピノノワール・ピノムニエ・シャルドネ |
参考価格 | 4,625円 |
シャンパーニュも村の名前がそのままワインのブランドになっている例です。
シャンパーニュの村で作るしゅわしゅわのスパークリングワイン、それがシャンパンですね。
ただ、有機栽培を行っているブドウ畑は少なく、オーガニックのシャンパンは貴重品です。
その中でも特別な日に開けたいのが、デュヴァル・ルロワのオーガニックシャンパンなんですね。
シャンパーニュ地方でも最高ランク、グラン・クリュという特級のブドウ畑から生まれたシャンパンです。
出来上がるシャンパンもフルーティで果実や花のような香りがあり、キリッと冷やせば格別ですよ。
このオーガニックシャンパンも、特別な日のために熟成させたい1本ですね。
アルザス グラン クリュ リースリング スピーゲル 白 | |
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ワインのタイプ | 白 |
味/産地 | やや甘口/フランス |
品種 | リースリング |
参考価格 | 6,260円 |
シャンパンの部分でも触れましたが、グラン・クリュとラベルに書かれているワインはハズレがありません。
グラン・クリュとはフランスのブドウ畑やワイン醸造所の中でも1番優れた「特級」を指す言葉なんですね。
地域によってグラン・クリュの基準は微妙に異なりますが、贈り物やパーティに出しても恥ずかしくないグレードと考えて下さい。
グラン・クリュの中でもおすすめなのが、アルザス地方でぶどうが良作の年にしか作らないオーガニックワイン、リースリングスピーゲルです。
リースリング スピーゲルはこってした豚肉料理にも魚料理にも合うので、コース料理のお供に最適ですよ。
オーガニックワインの世界はかなり奥深いんですね。知ればしるほど、おいしいワインに出会えるんです。
では、オーガニックワインについて大事なポイントをまとめたいと思います。
オーガニックワインは農薬や添加物がほぼフリーなので、安心して飲めるお酒です。
農薬や添加物の量など、各国の基準をクリアしないとオーガニックワインと表示できないのも安心ですね。
ただ、味や選び方は普通のワインと同じなので、好みの味を楽しんで選びましょう。
今ではスーパーでおいしいオーガニックワインが買えるので、値段を気にせず楽しめるのも良いですね。
ホームパーティに、大事な日のプレゼントに、オーガニックワインを生活に取り入れてみましょう。